日曜日のひとりごと 2019

 

2019年12月29日(日)

隣に住む、ニュージーランドの青年。

毎朝6時にお店でレコードを聴いている時

彼は閉まっているドアを

トントンとノックして

いつも笑顔で通り過ぎていく。

しばらく実家に戻っていて、いなかった彼が

先日帰ってきて、ハチミツをお土産にくれた。

すごくうれしかった。

 

2019年12月22日(日)

予定通り入院、17日に手術をした。

10年ぶりの入院生活、

手術は無事成功。

Kちゃんがお花を持って

お見舞いに来てくれた。

すごく幸せです。

これからも凡ての人にほほえみを。

 

2019年12月15日(日)

プールに行き続けようと思う。

たとえ泳げなくなっても

歩くだけでもいい。

今みんなが見守ってくれている。

声をかけてくれる。

うれしい、とてもしあわせ。

 

2019年12月8日(日)

いつのまにか師走になった。

今月は何かやるべきことが多い。

眼の手術が待っている。

日帰りでもできる場合もあるようだが

入院して2泊3日と決まった。

先日、駒場東大前まで歩いた。

体が少しづつ良くなってくることを信じて 

やり続けます。

 

2019年12月1日(日)

日本に38年ぶりにフランシスコ教皇が来日。

81歳というのにとてもお元気で精力的。

長崎、広島、東京とまわって演説した。

核兵器を使用するのは"犯罪”です、

日本の学生たちに向かって、

"誠実"であってほしい、とメッセージ。

この二つのメッセージがぐっときた。

日本人を見て、誠実な部分失いつつあると

感じたのだろうか。

誠実であれという言葉、心に刻んでほしい。

 

2019年11月24日(日)

46周年パーティ終わってほっとしている。

なんだか気が抜けてしまったよう。

でも少ない人数でもやりました。

悔いはありません。

かえって一人一人とじっくり話せて

たのしい思い出となった。

参加してくれた皆さん、ほんとうにありがとう。

心から、ありがとうといいたい。

お店のこと最後まで思ってくれて。

誰にでも微笑みを、これから最後まで。

 

2019年11月17日(日)

もう11月も半ば、あわただしく

時は過ぎていく。

今年は寒さが早い。

毎年11月のパーティに着ていた

ラメのセーターも今年は寒くて着られない。

最近、普段着るものも変わってきた。

黒い色の服を着るようになってきた。

今は黒できめていきたい。

(実はそんなに地味ではない)

私自身、黒にふさわしい人間になっていきたい。

 

2019年11月10日(日)

何故か急に戦争中のイタリア映画を

思い出してしまった。

ロベルト・ロッセリーニ"無防備都市”

画面のワンシーンワンシーンを

ところどころ、鮮明に憶えている。

あのアンナ・マニャーニ、弾の飛び交う

戦火の中を飛び出し、もんどりうって

はねかえって死んでいくシーン、

大人が殺されていくのを、

じっと見ている子供たち。

映画の中とは思えない、このシーン、

もう一度みたい。

 

2019年11月3日(日)

気持はとても落ち着いている毎日。

ただ来年はとても体に気をつけたい。

何故かまわりの人がいなくなっていく。

自然に力つきていくのだから。

遅かれ早かれ自分もそうなっていく。

今はまわりがとてもよくしてくれて

最後までお店をやらせてくれている。

とてもうれしい。ありがとう。

 

2019年10月27日(日)

お店の46周年が近づいてきた。

少人数で静かにやりたい。

もう無理に、はなやかにやろうとは

思わなくなった。

昔から来てくれる人、この店を喜んでくれる人

と心から祝いたい。

本当に気持落ち着いてきた。

長い間ありがとうと笑顔で迎えよう。

ほんとうに幸せです。

 

2019年10月20日(日)

地球がおかしい。

温暖化は前から言われていた。

しかしここ1・2年の気候のひどいこと。

今年8月の厳しい暑さ、その上冬も

本格的な寒さがやって来ると予報している。

四季がなくなってしまうのか。

すばらしい春も秋もどこかへ行ってしまうのか。

日本だけではない、世界中のあちこちで、

ひどい災害が起っている。

ニッサンがタンソを減らす?

よくわからない、一人一人どうすればいいのか。

 

2019年10月13日(日)

台風15号につづいて19号来襲、

東京に上陸した。

だいぶ前から来るぞ来るぞとわかっていて

それなりの心の準備が出来ていたつもりだが

初めて無力、怖さを感じた。

命を第一にと言い続けていたのに

やはり大勢の人の命が失われてしまった。

自然は恐ろしい。

災害は忘れた頃にやってくる。 

 

2019年10月6日(日)

沖縄5日間のこと。

3時間のフライトぐっすり眠る。

2日目、糸満から喜屋武岬へ。

沖縄戦の末期、多くの人々が追いつめられ

崖から海に飛び込んで亡くなった。

静寂な、紺碧の海。

それからひめゆりの塔へ。

負傷兵を看護しながら最後まで抵抗した

ひめゆりの女学生達。

資料館には、一人一人の写真が。

3日目、那覇市内のジャズの店「インタリュード」へ。

ずっと歌い続けているジャズシンガー、

与世山澄子さんのライブ、感動しました。

4日目、辺野古の海を見たいと、

片道2時間半かけバスで出かけた。

エメラルドグリーンの海、

こんなに静かでおだやかな海。

そのままにしてほしい。祈るような気持。

5日目、台風接近のため、1日早く東京に戻った。

 

2019年9月29日(日)

沖縄に行ってきた。

長旅できなくなってきたのでこれからは

国内で大事なところに行こうと思う。

日本って小さな国なのに

ずいぶん無理をして頑張っていると思う。

戦争に負け、みごとに壊滅したのに

その立ち直りの変わりよう。

これからは、自然災害がきっとやってくる。

最後に東京だと、覚悟しておこう。

近いうちにきっと起こると思う。

体が不自由になってきたらいろいろ見えてきた。

みんなで考えるべき。

沖縄は日本です。

 

2019年9月22日(日)

25日から6日間沖縄に行ってきます。

観光で行くのではなく太平洋戦争で

一番被害を受けた場所だから。

戦争に負けアメリカ軍の基地にされてしまった。

独特の文化、そのまま残してほしい。

あの戦争でめちゃめちゃにされてしまったが、

うつくしい海、サンゴ礁、唄、

ざわざわと風が吹く…。

残してほしいこの文化。

 

2019年9月15日(日)

9月半ばになってしまった。

ほんとにあっという間に。

決めたことはしっかりやっていこう。

そう思っているので今月はとても忙しい。

しかしどんなことがあっても

お店はつづけていく。

どんなに世の中変わっていっても。

今も現金で毎月給料を払っている会社がある。

うちも最後まで現金支払いで行こう。

台風15号すごかった、大災害です。

 

2019年9月8日(日)

東京医大へ久しぶりに出かけた。

10年ぶりのこと。

全然変わってしまった。

前回ここで手術したのだから

今回もここでと思ったのだが…。

新宿から歩いてホテルの前を通って…。

昔は元気だった。

これから通い続けられるだろうか。

しかし今回はここでと決めてしまった。

無事に終わるのを祈るのみ。

 

2019年9月1日(日)

40歳くらいの男性がバド・バウエルの

レコードをかけてくださいと言って入店。

あの有名な、子供と一緒に本人が写っている

ジャケのレコードをかけたのだが、

男性は、久しぶりに聴いていろいろ思い出したと

すごく感激して涙ぐんでしまった。

帰るとき、お店がんばってくださいと

言っておつりを残していった。

なぜか私も胸がいっぱいになった。

 

2019年8月25日(日)

先日、目医者にメガネを作りに行った。

だんだん見えなくなってきたので。

診察の結果、左目の白内障が

進行しているのでそれを手術してからに

してほしいと言われた。

右目は以前手術したが、左目が残っていた。

早く手術してしまいたい。

もちろん精一杯、手を抜かないで。

 

2019年8月18日(日)

先日、北区にあるジャズとクラシック

をかけるBARにでかけた。

駅からほど近く、細い階段を上り、

ドアを開けると小さな店だが

手づくりの内装、こだわりの小物でぎっしり。

料理は本格的、とてもおいしい。

店主は自分のやりたいやり方で

一人でやるのが一番と言っていた。

40代の男性、それぞれのやり方、それぞれです。

 

2019年8月11日(日)

「池上彰の憲法入門」という本を読んだ。

いま問題になっている自衛隊のことなど

もう少し知りたいと思っている。

そして憲法9条だけは

しっかり把握しておきたいと。

日本は負けて、もう二度と戦争は起こさない

と誓ったのだ!!

世界で日本がただ一つの被爆国。

忘れてはいけない。

 

2019年8月4日(日)

私の大好きなベーシスト、レジー・ワークマンと

アート・アンサンブル・オブ・シカゴで

最後の一人になるまで演奏し続けた

ロスコー・ミッチェルの2人が

米NEA・ジャズマスターズを受賞した。

授賞式と記念コンサートが2020年4月2日、

サンフランシスコで開かれる。

地味だがコツコツタイプの2人が選ばれた。

すごくうれしい。祝い状を書きたい!!

 

2019年7月28日(日)

今週から8月に入る。

ものすごい暑さがやってきて

毎日うんざりしている。

何もする気がしない。

体は弱っているが

気持だけははっきりしている。

とても元気です。

最後までこのままやります。

晩年まであとわずか。

最後までにっこりと…。

 

2019年7月21日(日)

先日二人の男女が来店。

あまりに変わってしまって

はじめはわからなかったが

何と8年ぶりに来た

写真家のTさんだった。

彼のことは忘れていなかった。

(写真集、素晴らしい!)

今はどうであれ、やり続けている。

 

2019年7月14日(日)

毎日梅雨空、雨が降ったりやんだり。

この異常な現象、世界的に起こっているらしい。

地球の温暖化。

どんどんひどくなってくれば

人間が住めなくなってしまうかも。

何年も前から言われていたこと、

本気で取り組まなければ…。

一人一人、どうすればいいのか。

 

2019年7月7日(日)

先週土曜日、一人の少年のような

アメリカ人が来店した。

ニューヨークから一人で日本に来たが、

下北沢を歩いていて偶然この店を見つけ、

近くのコンビニで、2時間も開店を

待っていたという。

そんなに気にいってくれたのかと。

心からありがとうと言って握手した。

うれしかった!! しあわせな一日でした。

これからもこのままやり続けます。

 

2019年6月30日(日)

先日、年配のお客さんが

早い時間に一人で来店した。

そして、飲み物をたのんだあと

しばらく黙って音楽を聴いていたが

帰る時、あと4年半ですね、がんばってください

と言って帰っていった。

うれしかった!!

ほんとうにうれしかった!!

はじめてのお客さんだった。

どんなことがあってもあと4年半

50周年までやります、ありがとう。

 

2019年6月23日(日)

梅雨の時期のせいだろうか、

気持が落ち込んでいる。

プールは夏時間になって

時間が変わったせいか何か楽しくない。

しかしつづけていこう。

やれる状態でやっていこう。

亡くなったMさんのように

たんたんと、つづけていく!!

泳げなくなったら歩けばいい!!

週2回出かけることに

意義を感じているのだから。

 

2019年6月15日(日)

先日2人連れのお客が来店した。

1980年ごろよみうりランドに"イースト”という

大きなコンサート会場があったが、

そこでマイルスとギル・エヴァンス、

2つのライブをやった。

満員の観客の中に、そのお客がいたらしい。

私も一人で行った憶えがある。偶然の一致。

ギルが最後に大きく手をふった、よかったよ!!

急にそのお客と親しくなり握手した。

すばらしい思い出となった。 

 

2019年6月9日(日)

いつの間にか6月に入った。

さわやかな季節が少なかった。

もう梅雨になる。

何だかんだといいながら

確実に月日はたっていく。

残された時間大切にしていこう。

私が凡ての人々に開けたら

毎日が確実に幸せになる。

そう確信しているのだから。

 

2019年6月2日(日)

昨日一品もちよりパーティを終えた。

昨年の周年パーティでもつよく感じたが

人はそれぞれ事情をかかえて去っていく。

必ず来てくれる人を信じて

その人たちでやっていこうそう思った。

今回体も徐々にきつくなってきている。

その中で気持だけは精一杯

結果は意外な方向になった。

意外な人も来てくれたから。

これからも続けていく気持になった。

 

2019年5月26日(日)

2人のカップルが先日来日した。

ビル・エヴァンスのドキュメンタリー

映画観てきたと話がはずんだ。

ジム・ホールのアランフェスをかけてあげたら

東京ブルーノートのライブ聴いたと言った。

私もその時聴いていた。

興奮してステージに駆け上がってジムと握手した。

とてもふっくらとしていて暖かい手だった。

そんな話をした。

カップルの男性が帰るとき、

ふりかえってにっこりとした。

この笑顔ほんもの。最高だった。

 

2019年5月19日(日)

プールで話しかけられた

スペインの人のこと。

最近毎回会うのだが

元気な声でオラという。

自分を指して指で45と書き

私の年を聞いた。

びっくりした様子だった。

そして拍手しおじぎした。

係の女性もその話を聞いて

私がその年になったらもう

泳がないでしょうと言った。

外国人は年齢で人を見ない。

とてもたのしい。

 

2019年5月12日(日)

先日「ビル・エヴァンス・タイム・リメンバード」

という映画を渋谷のアップリンクで観た。

正直言って日本でのビル・エヴァンスの人気は

ものすごいもので、POSYのお客さんも

殆どと言っていいほどが彼の大ファンです。

少々辟易していたが、この映画を観て

改めてすごい人だったのだと思い直した。

兄ハリーからのジャズへの影響、

スコット・ラファロ(b)との

新しい音づくりへの出会い、

薬にむしばまれて命を縮めてしまったけれど、

やはり彼のジャズ人生は永遠です!!

 

2019年5月5日(日)

いつの間にか5月に入っていた。

4月も暑かったり寒かったり

ゆっくりお花見もできなかったが

5月に入って10連休も関係なく

毎日を過ごした。

いつもと違ったお客さんもみえて

なぜか毎日がたのしい。

人生の最後をこんなに充実できて

ほんとうに幸せです。

 

2019年4月28日(日)

人々は令和元年と騒いでいるが

我が家は何も変わらない。

心配といえば体が弱っていると

最近、とくに感じる。

でもそれと平行して、人とのふれあいが

とてもたのしくなってきた。

最後の終わりまで、どんな人とも

にっこり笑顔をのこしていきたい。

 

2019年4月21日(日)

明大前の”マイルス”のママが亡くなった。

ほんとうにびっくりした。

店で具合悪くなり弟さんのところに

行って一週間で亡くなったそうだ。

いろいろ過去のこと、うわさされたが

そんなことはもうどうでもいい。

1965年にコルトレーンが来日した時

お店のあの階段を上って現れたそうだ。

昔のジャズ喫茶の、最後の砦だったと思う。

 

2019年4月14日(日)

足がふらつく今またとてもふらつく。

もう直らないかもしれない。

でもリハビリを続けていく。

もうこのまま歩けなくなるかもしれない。

でも運動を続けていく。

たんたんと運動を続けていく。

ふと気がつくともう4月半ば。

月日はどんどん過ぎていく。

目標としている月日まであと何年?

 

2019年4月7日(日)

先週双子のリリーズが来た。

双子のリリーズとは、数十年前にデビューした

北海道出身の歌手ですが、

ボイストレーニングの帰りに

よくPOSYに寄っていた。

最近、懐かしがってよく来る。

とても気持のよい二人。

これからも仲良くしていこう。

こんなに環境の違いがあっても

今は何でも話せる間柄になれてうれしい!! 

 

2019年3月31日(日)

ある人の引退。

いろいろな言葉残したが

50歳まで現役でやると決めていたが

45歳で引退するとのこと。

でも50歳までの目標があったから

45歳までやれたのだと思うと

どんな形になっても続けていって

50歳までやってほしかった。

ぼろぼろになっても、

生きていればできる!!

 

2019年3月24日(日)

最近プールで感じたこと。

奥さんと一緒によく来ているEさんのこと。

泳いでいるとき、向こうから

泳いできたEさんと

目があってしまった。

何気なくにこっとしてしまった。

それがとてもうれしかったと

奥さんに話したそうだ。

私もうれしかった、自然にしたこと、

誰にでもそうしよう!!

 

2019年3月17日(日)

近くにいる人のすばらしさを

ついつい忘れてしまっていた。

よさを忘れてしまっていた。

人がどう思おうと

その人その人のよさがある。

悪いところばかりみている

自分が情けなくなってきた。

貴方のすばらしさ…。

貴方はそのままでいいんだよと!!

 

2019年3月10日(日)

プールの常連だったMさんが亡くなった。

近くのプールが改築で休みだったため

Mさんは別のプールに行っていた。

しばらくお会いしていなかったが

2月に水の中で意識を失ったらしい。

88歳、すらっとしたスリムな体、

ものごし柔らかな人物だった。

プールの中で右手を上げて、挨拶の代わりに。

口数の少ない人だった。

忘れません。

 

2019年3月3日(日)

まだまだ寒さは安心できない。

今年は体の変化に充分気をつけなければ。

これまではほんとうに丈夫だった。

体のことなど考えたことなかった。

それが急激にあちこち悪くなってきた。

最後までしっかりとして終わりたい。

悔いはない、思い切り生きた。

今は誰にでもやさしくなれそうです。

つきすすんで生きてきた、幸せです!!

 

2019年2月24日(日)

シーラ・ジョーダン(vo)の最新情報を聞いた。

昨年4月ニューヨークのクラブ、バードランドで

ライブをしたという(90歳)。

わぁお!これを聞いてとびあがってしまった。

何年か前アリルド・アンデルセン(b)

とのデュオで聴いた。

地味だがジャズスピリットあふれる

ステージだったのをおぼえている。

この年になっても第一線で活躍している、

すばらしい!!

 

2019年2月17日(日)

聖路加病院の日野原先生のこと。

生前、もう100歳を過ぎている頃、

入院している患者さんの一人に

「よく頑張られましたね」と

やさしく言葉をかけるシーンを見た。

(笑顔の中に深い愛情)

衰弱している患者さんが、

満ち足りた顔になった。

ぐっときた!!

最後こんな一言ききたい。

 

2019年2月10日(日)

毎日寒い日が続く。

かぜをひかないように注意していたが

とうとうひいてしまった。

このところとみに体力の限界を

感じている。

昔はゴホゴホせきをしながら

プールに行って泳いでいた。

風邪もめったにひかなかったし。

病気らしい病気もしていなかった。

最後まで元気でいたいと思っている。

 

2019年2月3日(日)

一ヶ月半も休んでいたプールが

2月から始まった。うれしい。

渋谷のオリンピックプールから

はじまり辰巳の国際水泳場まで

通いつづけて30年以上、

今はここが最後になるだろう

近くのプールに落ち着いた。

体が弱ってきて昔のようには泳げないが

出かけることに意義を感じている。

お店を続けることと同じように。

 

2019年1月27日(日)

先日かわいい女性が

OPENと同時に来店した。

メニューを出したら困った様子で

カードは使えるかと聞いた。

聞けば海外から来たハーフの女の子、

母親の実家に来日したとか。

現金は500円ちょっとだけ、素直な様子に、

温かい飲み物飲んでもらった。

帰り、お財布の小銭全部置いていった。

紙に名前と「どうもありがとう」と書いて。

 

2019年1月20日(日)

毎月1回のペースで

リハビリと運動に通っている。

もう2年になるというのに

なかなかよくならない。

筋力の衰えは誰にでも訪れる老化現象だが

これを運動で補っていこうとすると大変。

スキーヤーで登山家の三浦雄一郎さんでも

あんなに大変なのだから

どれだけできるだろう。

私は私のやり方でやっていくつもり。

 

2019年1月13日(日)

マイルス・デイビスの“パンゲア”を聴いた。

聴き逃していた大阪でのライヴ、

期待していたとおり「すごい」。

もうマイルスは燃えた、燃えつくした。

時代の先端で…。

この後6年間も沈黙に入ってしまう。

この時のライブにアル・フォスター(ds)が

参加していた。

先日ニューヨークのクラブで偶然聴いた。

マイルスと晩年、行動を共にしてきた彼、

年月が過ぎていった。

 

2019年1月7日(日)

2019年元日。

毎年の恒例、元日は歩くことにしている。

夕べの疲れが残っていて、

朝10時半ごろ出発、風は冷たいが、

天気は上々。

昔々旅人が歩いたという

大山街道を通りすぎ、只々歩いて

砧公園にたどりつく。

帰りの道のり、とても疲れたが、

三軒茶屋でお茶をし、ほっとする。

今年もはじまる!!